21歳の時からこの道に入り、気が付けば不惑の年代となりました。バブル経済のジュエリーの時代にも、不景気の時代も宝石を留め、彫りを施してきました。
現在はフリーで1点もののオーダー品やハイジュエリーの留めと彫りを手掛けております。
その作品をお見せすることは出来ませんが美しいものを拵えて身に着ける人の心は何時の時代も変わらず、真珠層だけで出来た重い真珠の取り巻きや、親指の爪位の大きさのある宝石の留めなど貴重で美しいものを更に美しく演出し続けてる喜びや幸せが僕にはあります。
留めも機械化が進んでおりやがて主流になるとは思いますが手仕事ではないといけない場面は多く、今後も必要とされる技術です。それをお伝えしたいのと同じように、この楽しさを皆さんに伝えられたらと思っています。
彫留講座講師 石田ひとし
曜日と時間 |
第2木曜日 【午前の部】 10時~13時 第4土曜日 【午前の部】 10時~13時 【午後の部】 14時~17時 |
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費用 |
※講座で使用する材料費は全て当社でご用意いたします。 |
- ※ 当日のお申し込みはできません。(見学は可能です)
- ※ 体験の方は必ずご予約下さい。見学はご自由にしていただけます。
- 【初日】(体験コース)
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銅板と超硬鏨で彫りを練習します。
彫りの後に、点留めの練習になります。
体験では点留めを学ぶことが出来ます。使用した超硬鏨(1.2㎜)は入会される方はそのままお渡しとなります。
初日は、体験コースも同じ内容になります。
ご予約はこちら
- お電話
- 03-6806-8131 または 090-3965-4237
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講座で習得できる技法の一部をご紹介致します。
- 一番石への力の負担が少ない留めで、エメラルドなど硬度の低い石にも向いている留め方です。
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別名 ポンチ留めとも呼びます。
ナナコ鏨で爪を作り、石を留めます。
最もポピュラーな留め方です。 -
ドリルで皿を作り、茶ゴム、青ゴムで研磨の後に石の大きさに穴をあけて皿の中で対角線で爪を作ります。
丸毛彫り、毛彫りを使用。 - 毛彫り鏨を使用。
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指輪の内側に石を留めます。
ご結婚指輪やペアリングの内側にダイヤモンドや誕生石を留める事が出来てこちらも大変需要が多い留めです。 - 毛彫タガネと片切りタガネの性質を学び、実際に鏨を作ります。
- 指輪の曲面に毛彫りの練習をしてから、片切りの練習、ミル打ちを練習します。
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地金をレモンの形に彫った中に石が留まります。
例えばお花モチーフの指輪で葉っぱ部分にこのレモン留めをするなど、表現を豊かにすることが出来ます。
毛彫り、片切りを使用。 -
丸い石も四角く見せる事が出来ます。
マス留めの発展が連マス留めになります。
連マス留めは連続彫り留めとは異なります。
希望者には後光留め、ハート彫り留めなどの指導をします。 -
2ピース以上の連続した彫り留めです。
鏨を使ったベース作りの基本が出来れば、パヴェ留めなど発展させることが可能です。
希望者には、パヴェ留めなどの指導もします。